GitHub Discussionsをクローズドベータとしてテストします

こんにちは、Qiita運営チームです。
今日はGitHub Discussionsをクローズドベータとしてテストすることをご連絡します。

GitHub Discussionsとは

開発者もユーザーも、ある事柄に対するDiscussionをオープンできます。
その中でお互いにコメントのやり取りをして、質問やその回答、ある機能についての会話など自由にコミュニケーションを取れる場となっています。

GitHub Discussionsを検討している背景

現在、運営チームはQiitaに以下のような課題を感じています。

  • ご意見ベータ版フィードバックが効果的に機能していない
    • 既に挙がっている意見なのかそうでないか、ユーザーの皆様が投稿する時点では分からない
    • 意見が運営に届いているのか、投稿した後に把握する術がない
  • コミュニケーションが一方通行になりやすい
    • BlogやTwitterで運営からお知らせをした後、ユーザーの皆様と双方向コミュニケーションをとれる場所がない
  • 障害情報が点でしか分からない
    • 現状はTwitterで告知をしているのみ
    • 運営が障害を認識しているのか、現在対応中なのか、復旧の目処は立っているのか、そういった情報が分からない

これらを解消するための方法を現在模索しており、1つの方法として今回GitHub Discussionsが候補に挙がりました。
GitHub Discussionsによって、以下のようなことが実現できると考えています。

  • より多くの方が意見を表明できる
    • 問い合わせに比べ、意見を発信するハードルが下がる
    • 既に挙がっている意見に対して共感を示せる
    • 運営からのメッセージに対してリアクションを示せる
  • 意見が運営に届いているのかが分かりやすくなる
    • 対応する予定の有無などを運営から発信する予定
  • 障害情報を得やすくなる
    • 運営が障害を把握しているかどうか
    • 障害に対して対応中かどうか
    • 障害が復旧しているかどうか
    • といった情報を掲載予定

既存の機能との住み分け

既にQiitaとして提供している機能との役割の違いは以下のようになる予定です。

  • GitHub Discussions
    • ユーザーの皆様からの意見の表明
    • ユーザーの皆様と運営の双方向コミュニケーション
    • 障害情報共有
  • Qiita Blog
    • リリースした内容や実施中のイベントについてのお知らせ
      • 最新情報ではなく、リリース時の情報を掲載
    • リリースした内容を開発するに至った背景や考えの共有
  • リリースノート
    • 時系列でのリリース内容の列挙
  • Qiita Support
    • Qiita全体の使い方やガイドラインの説明
      • 最新情報を掲載
  • お問い合わせ
    • Qiita Supportを読んでも解消しなかった内容をお問い合わせ
    • パブリックな場では出しづらい情報についてのお問い合わせ

クローズドベータテストのお申し込みについて

タイトルにある通り、まずはクローズドベータとしてテスト運用いたしますので、テスターとして参加いただける方を募集します。

テスト期間が終了した後は一度GitHub Discussionsをクローズし、運営チームにて振り返りや改善を行った後、本運用を開始します。
本運用のスケジュールなどは追ってブログで告知いたします。

今後について

ユーザーの皆様とのコミュニケーションをより良いものにするための取り組みですが、今回が初めての試みです。
ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、Qiitaをより良いサービスにするためご協力いただけると幸いです。

これからも改善に取り組んでいきます。ご意見ご要望がありましたらいつでもお寄せください。
ご意見フォーム